
はじめに:掃除のストレスってなんでこんなに重たいの?
こんにちは。
今回は「誰もがストレスフリーで掃除ができる」ことをテーマに、私なりのお掃除計画の立て方をご紹介していきます。
「掃除」と聞いて、あなたはどんな感情が浮かびますか?
面倒くさい、疲れる、やらなきゃと思いながらもつい後回しにしてしまう…。
そんな風に感じてしまう方、多いんじゃないでしょうか?
特に家中のあちこちが気になり出すと、どこから手をつけたらいいのかわからなくなって、結局なにもできないまま時間だけが過ぎていく。
この「何から始めていいのかわからない状態」が、実は掃除のストレスを生み出す一番の原因なんです。
今回は、そのモヤモヤをスッキリ整理し、「掃除=重荷」というイメージを払拭する方法を一緒に考えていきましょう。

目次
第一章:掃除ストレスの正体は「計画のなさ」
掃除が嫌になってしまう原因は、人によってさまざまです。
でも多くの人に共通しているのが、「漠然とやらなきゃと思っているけど、具体的な行動に移せていない」ということ。
例えば、こんな状態になっていませんか?
- ベランダが汚れてる、玄関も気になる…
- 高いところのホコリ、テレビの裏のホコリ…
- シンクの水垢も、床のベタつきも…
- どこもかしこも気になるけど、どこからやろう?と考えているうちに時間だけが過ぎる…
これでは、ただでさえ忙しい毎日に、掃除が「ストレス要因」としてのしかかってしまいます。
だからこそ大事なのが、「リスト化」と「分類」です。
掃除の全体像を可視化して、気持ちを整理する。これが第一歩なんです。
第二章:まずは全部書き出そう!“掃除リスト”のススメ
あなたの家の中で、掃除が必要な場所をすべて紙に書き出してみましょう。
思いつく限り、どんなに細かくても構いません。
例えば:
- キッチン(シンク、コンロ、換気扇、冷蔵庫の中…)
- 浴室(浴槽、排水口、鏡、床…)
- トイレ(便座、便器裏、床、壁…)
- リビング(床、テレビ周り、カーテン、ソファ…)
- ベランダ(床、手すり、排水溝…)
- 玄関(ドア、たたき、靴箱の中…)
- その他(洗濯機、エアコン、照明、網戸、窓、ドアレール…)
これらをすべて一つひとつリスト化することで、「見えないストレス」が「見える課題」に変わっていきます。
第三章:「やる・やらない」で分ける勇気
ここからが、今回お伝えしたい一番大事なポイント。
掃除リストができたら、今度はそれぞれに「自分でやる」か「自分ではやらない」か、二択で仕分けしていきましょう。
ここでのポイントは、
「自分でできる掃除」と「自分でする掃除」は違うということ。
たいていの掃除は、やろうと思えば自分でできます。
でも、それを本当に「自分でやりたいか?やるべきか?」を考えると、話は別です。
大切なのは「自分の意志」です。
「自分の意思でやる」と決めた掃除だけを、自分の役割にしていいんです。
それ以外は、「自分ではやらない」と潔く仕分けしましょう。
第四章:「やらない掃除」は、誰かに頼むもの
自分でやらない掃除は、当然「誰かに頼む」ことになります。
この“誰か”には、主に2つのパターンがあります。
- 身内(家族・パートナー・子ども)に協力してもらう
- 外部の業者(ハウスクリーニングなど)に依頼する
どちらを選んでも構いません。ただし、どちらに頼む場合も報酬は必要です。
▽ 家族に頼む場合
報酬=お金じゃなくてOKです。
- 子どもが掃除を手伝ってくれたら「ありがとう」と伝える
- 夫が大掃除してくれたら、ご飯をちょっと豪華にする
- いつもより多めにビールを出してあげる(笑)
こうした気遣いこそが、立派な「報酬」です。
▽ 業者に頼む場合
当然、こちらは金銭的な対価が必要です。
でも、その分プロの技術で短時間で仕上がるので、時間的・精神的なストレスは格段に軽くなります。
「お金はかかるけど、時間と気持ちに余裕ができる」
これをどう捉えるかは人それぞれですが、ひとつの選択肢としてぜひ考えてみてください。
第五章:バランスは自由。正解は“あなた自身”の中にある
掃除の仕分けは、「自分でやる:0%、やらない:100%」でもいいんです。
大事なのは、自分の中で明確な線引きをして、納得できているかどうか。
「私はこれだけやる」「あとは家族と業者に頼む」
このバランスを見つけることが、ストレスフリーのカギになります。
第六章:計画をカレンダーに落とし込む
仕分けが終わったら、あとは「計画」にしていくだけです。
月ごと・週ごとに掃除する場所を決めて、無理のない範囲で予定を組んでみましょう。
例えば:
- 第1週目:キッチン周り
- 第2週目:浴室・洗面所
- 第3週目:トイレとリビング
- 第4週目:玄関とベランダ
月に一度しかやらない掃除でも、予定に入れておくだけで心がスッと軽くなります。
第七章:リストを“思考”ではなく“記録”として残す
ここでひとつアドバイス。
掃除リストは頭の中で覚えておくのではなく、必ず紙に書く or スマホに記録するようにしましょう。
頭の中にあるだけでは、いつまでも「何をすればいいんだっけ?」と迷い続ける原因になります。
✅ リスト → 目に見える形に
✅ 計画 → 無理なくこなせるスケジュールに
これで、掃除に対するストレスは大幅に減ります。
おわりに:掃除は「減らす」ことでラクになる

「掃除のストレスをなくす」って、実は“掃除量を減らす”ことじゃないんです。
- やらない掃除を明確にする
- 誰に頼むか決める
- 自分の意思で掃除を選ぶ
- 報酬を忘れずに与える
これらを意識するだけで、掃除は驚くほどラクになります。
完璧を目指す必要はありません。
自分のライフスタイルに合ったバランスを探し、ストレスフリーな暮らしを一緒に目指していきましょう!