こんにちは!おうちのフローリング、ちゃんとお手入れできていますか?

毎日過ごすリビングや寝室、キッチンの床。実は、掃除の仕方ひとつで清潔さも美しさも長持ちします。

この記事では、プロの視点から、初心者の方でも実践できる「フローリング掃除の基本〜応用テクニック」まで、わかりやすく解説していきます。

一緒に、ピカピカで気持ちの良い床を目指してみませんか?


【第1章】フローリング掃除の基本は「乾拭き」から

■ 毎日のホコリ除去で床を長持ちさせよう

まず大切なのは“乾拭き”です。ホコリは放置していると皮脂と混ざり合って黒ずみの原因に。

市販のフローリングワイパーやマイクロファイバーモップを使って、サッと表面のホコリを取り除くだけで、床の劣化を防げます。

■ 掃除機は“週に1回”がベスト

掃除機をかけすぎるのも実は注意が必要。吸引力の強い掃除機は床の目地にホコリを押し込んでしまうこともあるため、週1回を目安に使いましょう。

ノズルを浮かせ気味にして、優しくかけるのがコツです。

■ 月1回の水拭きでベタつき解消

乾拭きでは落ちにくい皮脂汚れには、水拭きが効果的。ただし、濡れたままにするとフローリングが反る原因になるため、固く絞った雑巾やモップを使うことがポイントです。

掃除後はしっかり乾かすようにしてくださいね。


【第2章】よくある床汚れと掃除方法【汚れ別】

■ 皮脂汚れ・ベタベタの対処法

裸足で歩いたあとのベタベタ感。これは皮脂が原因です。

中性洗剤を薄めたぬるま湯を使い、雑巾で拭き取った後は、必ず水拭き→乾拭きの順で仕上げましょう。洗剤成分が残ると逆に汚れやすくなります。

■ 黒ずみの原因と落とし方

長年蓄積した黒ずみは、生活汚れや油分の酸化によるもの。専用のフローリング用クリーナーを使い、こすらずに時間を置いてから拭き取りましょう。

あまりに頑固な汚れはプロに依頼するのも手です。

■ 水ジミ・輪ジミの予防策

テーブルの下などに見られる輪ジミ。濡れたコップの放置や水滴が原因です。防止策として、コースターを使う・飲み物をこぼしたらすぐ拭くなど、日々のちょっとした気遣いが大切です。


【第3章】プロが教える!掃除の時短テクニック

■ 効率の良い掃除ルーティンとは?

「毎日やらなきゃ」と思うと疲れてしまいますよね。おすすめは、曜日ごとにエリアを分けて掃除する“ローテーション清掃”。

たとえば、月曜はリビング、火曜は寝室…と決めてしまえば、負担がぐっと減ります。

■ 道具を揃えれば掃除はもっと楽に!

掃除が続かない理由の一つは、「道具が使いにくいから」。マイクロファイバーモップや使い捨てのウェットシート、静電気でホコリを吸着するワイパーなど、自分に合った道具を揃えると、やる気も変わりますよ!


【第4章】やってはいけないNG掃除法

■ スチームモップの使用NGな理由

高温の蒸気で掃除できるスチームモップ。便利そうに見えますが、フローリングにはNG。木材が高温の水蒸気で変形したり、ワックスが剥がれる原因になります。

■ 強いアルカリ洗剤や漂白剤は避けるべき?

汚れが落ちやすいからと強い洗剤を使うのは禁物。木材の塗装を剥がし、色ムラや変色につながることも。基本は“中性洗剤”が安心です。

■ 水をまく掃除は絶対NG

バケツで水をまいて雑巾がけ、昔はよく見かけた光景ですが、現代のフローリングにはNG。水分が板の継ぎ目から入り込み、反りやカビの原因になるので注意してください。


【第5章】長持ちさせるコツは「予防清掃」にアリ!

■ 家具の脚にフェルトを貼る

家具を動かした時につく傷…。

これを防ぐには、脚裏にフェルトシールを貼るのが一番。100円ショップにも売っているので、ぜひ取り入れてみてください。

■ 玄関→キッチン→リビングの順番掃除

汚れやすい順に掃除することで、道具の汚れも最小限に。最もホコリが多い玄関からスタートし、最後にリビングで仕上げると効率が良いです。

■ 室内スリッパも掃除の一環

床に直接触れるものといえば、実は“スリッパ”。こまめに洗濯・交換することで、床を汚さず衛生的に保てます。


【第6章】半年に一度はワックスがけ!その理由とは?

■ ワックスがけの効果

ワックスをかけることで、床に薄い皮膜ができ、キズ・汚れ・水分から守ってくれます。

見た目がツヤっと美しくなるだけでなく、掃除が楽になるというメリットも!

■ ワックス前には“念入りな掃除”を

ゴミやホコリが残ったままワックスをかけると、逆に床を傷つけてしまうことも。

事前に乾拭き・水拭きをしっかり行い、完全に乾かしてから塗布しましょう。

■ 水性と油性、どちらを選ぶ?

家庭用としておすすめなのは“水性ワックス”。扱いやすく乾きも早いので、初めてでも安心です。


【第7章】掃除を続けるためのモチベーション術

■ 「やる気が出ない…」を防ぐコツ

掃除って、気分が乗らない日もありますよね。そんな時は、小さな“ごほうび”を用意してみてください。

掃除後にお気に入りのスイーツを食べる、などもおすすめです。

■ ビフォーアフターを写真に撮る

掃除前と後の写真を残すと、自分の頑張りが見える化されてモチベーションアップにつながります。SNSにアップするのも◎!

■ 家族全員でフローリング掃除を習慣化

一人で頑張らず、家族と一緒に楽しみながら掃除するのも長続きのコツ。お子さんと「床拭きレース」などゲーム感覚でやると盛り上がりますよ♪


まとめ:清潔で心地よいフローリングは、日々の小さな積み重ね

フローリング掃除は、難しいことではありません。ほんの少しの知識と習慣で、見違えるほど清潔感がアップします。

毎日の乾拭き、月1の水拭き、半年に1回のワックス。これだけで、床の寿命も快適さも大きく変わってきます。

今日からでも遅くありません。ぜひ、ご自宅のフローリング掃除に、この記事の内容を活かしてみてくださいね。

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