
こんにちは!
今回は「壁紙の汚れの落とし方」について、実際の現場で行っている方法をご紹介していきます。
特に賃貸のお部屋にお住まいの方、退去前や引越し前に「壁紙のカビ汚れが気になる!」という方は必見です。
カビって、こすってもなかなか落ちませんし、下手にこすると壁紙そのものを傷めてしまうことも…。
この記事では、自宅でできる安全で効果的なカビ汚れの落とし方をお伝えします。準備するものから注意点まで、丁寧に解説していきますね。

目次
こんな壁紙汚れ、ありませんか?
退去前に掃除をしていて、ふと壁紙を見上げたら…
- なんとなく黒ずんでる
- お風呂の近くや洗面台の裏にうっすらカビが…
- タオル掛けの裏側だけ黒ずんでる
- 市販の洗剤では落ちないし、ゴシゴシすると壁紙が毛羽立つ…
そんな経験、ありませんか?
実はこれ、壁紙の表面についたカビ汚れの可能性が高いです。
特に「凸凹のある壁紙」「水回りに近い場所」は要注意。カビの胞子が入り込み、深く根を張ってしまっていることもあります。
壁紙のカビ汚れを落とす準備
ではさっそく、実際に掃除を始める前に必要な道具をご紹介します!
使用するもの
道具 | 用途 |
---|---|
キッチンハイターまたはハイター | 漂白・カビ除去 |
筆(ハケ)またはスポンジ | ハイターを塗る用 |
水(希釈用) | ハイターを薄める |
ビニールシートまたは新聞紙 | 床の保護・養生用 |
マスカーテープ | 養生固定用(あると便利) |
マイクロファイバークロスまたは雑巾 | 拭き取り用 |
※キッチンハイターがない場合は、他の塩素系漂白剤でもOK!
実際の手順を詳しく解説!
ステップ① 養生する
まずは床や家具が汚れないように保護しましょう。
ビニールシートや新聞紙を敷いて、マスカーテープで固定すればバッチリ。ゴミ袋を切って代用するのもアリです。
ステップ② 漂白剤を準備する
ハイターを使う場合、原液でも使用可能ですが、においや刺激が気になる方は水で1:1に希釈してもOKです。
筆やスポンジを使って、漂白剤を作業用の紙コップや容器に移しておきましょう。
ステップ③ カビ汚れに塗布する
ここがポイント!
- 黒くなっている部分にまんべんなく塗る
- 壁紙の凹みにも染み込ませるイメージで
- スプレーではなく筆で“塗る”ほうが正確
塗ってすぐは黒ずみが濃く見えるかもしれませんが、慌てずOK。
塩素の力で、徐々にカビを分解していきます。
しばらく放置 → 拭き取りへ
塗ってから1〜2分程度放置するだけでも効果が出ます。
「カビが消えた!」と思ったら、マイクロファイバークロスや雑巾でしっかり水拭きしてください。
このときもポイントがあります。
- ゴシゴシこすらない!
- 優しくなでるように拭く
- 汚れが残っていたら、もう一度塗って放置 → 水拭きを繰り返す
※塩素系洗剤は乾くと分解されるので、多少残っていても気にしすぎなくて大丈夫ですよ。
ビフォーアフターで比べると一目瞭然!
実際に現場で作業したらわかると思いますが、その効果がよく理解できると思います。


まるで新品のように、真っ白な壁紙がよみがえるんです。
ただし注意点もあります。
- こすりすぎると壁紙を傷める可能性あり
- あくまで“塗って浮かせて拭き取る”が基本
- 経年で根が深いカビは、2回以上の作業が必要な場合も
メラミンスポンジも活用しよう!
カビ以外の汚れには、メラミンスポンジが効果的です。
例えば…
- 手垢やヤニ
- 黄ばみ
- 食べ物の飛び散り
などは、メラミンスポンジでこすればかなりキレイになります。
ただし、こちらもこすりすぎ注意です。壁紙が傷つくと、逆に目立ってしまうこともあります。
水回り周辺の壁紙にも応用OK!
よくあるのが、洗面所のタオル掛けの裏側や、浴室近くの壁。
- 手が届かない
- タオルや湿気でカビが生えやすい
こんな場所にも、今回ご紹介した塗る → 放置 → 拭き取りの流れで、見違えるようにキレイになります。
まとめ:退去前にやるべき「壁紙クリーニング」

賃貸に住んでいると、退去時の原状回復ってどうしても気になりますよね。
敷金の返還額にも関係してくるだけに、できることは自分でやっておきたいところ。
今回ご紹介した「ハイターを使った壁紙カビ掃除」は、シンプルで効果抜群な方法です。
✅ 凸凹壁紙にも対応
✅ 専門業者に頼まなくてもOK
✅ 使う道具も身近なものばかり
ぜひ引越し前のタイミングや、大掃除の時期などに活用してみてくださいね。