エアコン、10年使ったらもう限界?買い替えとクリーニング、どちらがおトク?

こんにちは。
毎年のように「今年の夏は過去一番の暑さ」と言われるようになった今、エアコンはまさに生活必需品ですよね。でもこんな疑問、頭をよぎったことはありませんか?

「うちのエアコン、もう10年使ってるけど……そろそろ買い替えたほうがいいのかな?」
「クリーニングでまだ使えるなら、そのほうが安く済むかも?」

そんなお悩みを抱えている方に向けて、今回は「エアコンの寿命」「買い替えとクリーニングの費用比較」「賢いタイミング」などを徹底解説していきます。

あなたにとって最適な選択が見えてくるよう、できるだけわかりやすくお話ししていきますね。


◆ エアコンの寿命は何年?本当に「10年」が基準?

よく「エアコンの寿命は10年」と言われますが、これはどこから来た情報なのか、ご存じですか?

実はこれは、各メーカーが定めている「設計上の標準使用期間」が基準になっています。たとえば、ダイキンやパナソニックなどの主要メーカーは、ルームエアコンの標準使用期間を「10年」としています。これはあくまで「安全・安心に使える設計上の目安」です。

つまり、「10年経ったら壊れる」というわけではなく、「10年を過ぎると、故障やトラブルのリスクが高まってくる」と考えておいたほうがいいでしょう。

それでも実際には、14〜15年使っているというご家庭も少なくありません。内閣府が2025年に実施した「消費動向調査」では、エアコンの平均使用年数はなんと14.2年だったんです。

ただし、ここで注意が必要なのが「使用環境による差」。
以下のような環境では、寿命が縮まりやすくなります。

  • 一日中フル稼働している(24時間つけっぱなしなど)
  • 室内がホコリっぽい(フィルターがすぐ汚れる)
  • キッチンが近く、油汚れが付着しやすい
  • ペットを飼っている(毛やニオイがこもる)

こうした環境では、内部の汚れや部品の劣化が早く進みます。


◆ 寿命のサインは?こんな症状があれば注意!

「まだ動くから大丈夫」と思っていても、見えないところで劣化が進んでいることも。
特に以下のような不調が出てきたら、要注意です。

エアコンの寿命サイン一覧

  • ✅ 冷房・暖房の効きが明らかに悪くなった
  • ✅ 異音がする(カタカタ・ブーン・キュルキュルなど)
  • ✅ 水漏れする(ドレンホースの詰まりなど)
  • ✅ においがする(カビ臭、油臭、ペット臭など)
  • ✅ リモコンの反応が悪い/電源がつかない
  • ✅ 電気代が高くなった気がする

これらの症状が複数当てはまるようであれば、「買い替え」または「クリーニング」が必要なタイミングかもしれません。


◆ クリーニングか?買い替えか?どちらがおトク?

ここが一番気になるポイントですよね。
それぞれの費用やメリット・デメリットを整理してみましょう。

● エアコンクリーニングの費用と効果

一般的な家庭用エアコンのクリーニング費用は以下の通り。

  • 壁掛けタイプ(お掃除機能なし):8,000円〜15,000円
  • お掃除機能付きタイプ:15,000円〜25,000円
  • 室外機オプション:3,000円〜5,000円追加

ちなみに、メーカーに分解洗浄を依頼すると高額になることもあり、**ダイキンでは室内機だけで58,000円〜**というケースもあります。

【メリット】

  • 買い替えより費用が安い(場合が多い)
  • カビ・ホコリ・においの除去ができて快適に
  • 電気代の節約にもつながることがある
  • 冷暖房効率が復活することも多い

【デメリット】

  • 内部部品の劣化には対応できない
  • 数年後にまたクリーニングが必要になる
  • あくまで「延命措置」なので寿命は伸びない

● 買い替え費用の相場

エアコンの買い替えは、部屋の広さや機能によって大きく価格差があります。

  • 6〜8畳向け:40,000円〜70,000円
  • 10〜14畳向け:70,000円〜130,000円
  • 18畳以上:100,000円〜250,000円

加えて、取り付け費用(15,000円〜)や撤去・処分費用(5,000円〜)も必要です。

【メリット】

  • 最新モデルは省エネ性能が高く、電気代も安くなる
  • 故障リスクが低く、ストレスなく使える
  • 機能性アップ(自動掃除・AIセンサーなど)

【デメリット】

  • 初期費用が高い
  • 工事スケジュールが混み合う時期は待ち時間あり

◆ 「クリーニング」と「買い替え」の判断基準

では、どうやって判断したらよいのでしょう?
以下を参考にしてみてください。

✅ クリーニングがおすすめのケース

  • 使用年数が10年未満
  • 冷暖房は効いているが、ニオイや汚れが気になる
  • 室外機が静かで異常がない
  • エアコンから変な音がしない
  • 電源トラブルなどの不具合がない

✅ 買い替えがおすすめのケース

  • 使用年数が10年を超えている
  • 冷房・暖房の効きが明らかに悪くなった
  • 音がうるさい、水漏れがある
  • 電気代が高くなった
  • 2回以上クリーニングしても改善されない

◆ 買い替えるなら「いつ」がお得?

実は、エアコンにも「お得な買い時」があるんです。
おすすめは、ズバリ以下の時期です。

春(3月〜5月)

・在庫が豊富で設置スケジュールが取りやすい
・梅雨〜夏のシーズン前に準備できる

秋(9月〜11月)

・モデルチェンジの直前で旧モデルが安くなる
・セールが多く価格が下がりやすい

ボーナス月(7月・12月)

・家電量販店でキャンペーンや割引が多い

※真夏(6月〜8月)は工事予約が集中するため、取り付け待ちで何週間もかかることも…。早めの準備が安心です!


◆ クリーニングの効果を最大限にするには?

せっかくクリーニングするなら、その効果を長持ちさせたいですよね。以下のような「習慣」や「注意点」を押さえておきましょう。

● 月1回はフィルターを掃除する

ホコリをためないだけでも、冷暖房効率がかなり変わります。

● ペットの毛やタバコの煙がある部屋は、こまめに換気

においやヤニ汚れの原因になります。

● 冬場は「送風運転」や「内部クリーン機能」を活用

カビの発生を防ぎます。

● 年に一度は専門業者のクリーニングを検討

使い方によっては、2〜3年に1回でも効果的です。


◆ まとめ:10年が目安。でも「状態」と「環境」で判断を

エアコンは10年を目安に買い替えを検討するのが一般的です。でも、使用環境や故障の有無によっては、クリーニングでまだ使えるケースも多々あります。

大切なのは、「どちらが安いか」だけでなく「快適さ」や「安全性」も含めて判断することです。

  • フィルター清掃だけでなく、内部の汚れがひどいならプロのクリーニングを
  • 動作不良や異音が出るなら、無理せず買い替えを
  • 買い替えの時期は「春か秋」がベストタイミング

おうちのエアコン、少し耳を傾けてみてください。
「そろそろ限界だよ」と、ひそかに訴えているかもしれませんよ。


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この記事を書いた人

「キレイシア」という屋号には、「キレイ」+「幸せ」という想いを込めています。

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