こんにちは!
5月も半ばを過ぎ、日中は「もう夏?」と感じるような気温の日も増えてきました。そろそろエアコンの出番…でも、いざ使おうとした時に不調があっては大変です。
暑さが本格化する前に、今のうちにエアコンの状態を確認しておくことが大切です。
この記事では、自宅でできる簡単なチェック方法や、正しい試運転のやり方を分かりやすくご紹介します。
目次
なぜ“今”やるべき?試運転のすすめ
エアコンを本格的に使い始めるのは6月〜7月ですが、5月の今こそ準備のベストタイミングです。
- トラブルがあっても修理や買い替えの対応が間に合う
- 不快なニオイや異音などの予防ができる
- 業者にクリーニングを頼むなら今が比較的空いている
早めのチェックで、快適な夏を迎える準備を整えましょう。
試運転の前に確認したい3つのポイント
1. コンセント周辺のホコリ
長く使っていない間にコンセントまわりにホコリがたまっていることがあります。
ホコリは発火の原因にもなるため、乾いた布や掃除機でしっかり取り除きましょう。
2. 排水ホースの状態
室外機につながるホース(ドレンホース)の先端が地面より上に持ち上がっていたり、ゴミが詰まっていたりしないか確認しましょう。
詰まりがあると、室内機や室外機から水漏れの原因になります。
3. フィルターの汚れ
フィルターにホコリがたまっていると、ニオイの原因になったり、風量が弱くなったりします。
ドライシートや掃除機を使って、優しくほこりを取り除いてください。
試運転のやり方
準備ができたら、さっそく試運転してみましょう。
- エアコンを冷房モードに切り替える
- 温度を最低設定(16~18℃)にする
- 約10分間運転する
Panasonic製の場合は、室内温度よりマイナス3℃が目安とされています。
室温が24℃なら設定温度は21℃にすると良いでしょう。
試運転後に確認すべきポイント
運転後は、次の点をチェックしてみましょう。
1. 冷たい風が出ているか
風がぬるい場合は、ガス不足や内部の不調が考えられます。
2. 異常なランプ点滅はないか
見慣れないランプの点滅は、エラーコードのサインです。
取扱説明書やメーカーサイトで確認しましょう。
3. 水漏れしていないか
室内機や室外機からの水漏れは、排水ホースの詰まりや設置不良の可能性があります。
4. 異音やニオイがしないか
ゴーッという音、カビ臭などがする場合は、内部の汚れや部品の劣化が考えられます。
トラブルが見つかったときの対処法
異常が見つかったら、早めに対応するのがポイントです。
- ニオイが強い → フィルターや内部のカビが原因
- ランプ点滅 → エラーコードを確認してメーカーに問い合わせ
- 冷えない → 冷媒ガスの補充や修理が必要かも
- 水漏れ → ドレンホースの清掃や再設置を
また、部品の寿命や劣化が原因のこともあります。10年以上使用しているエアコンであれば、買い替えも視野に入れましょう。
まとめ:今こそエアコンの試運転を!

5月のうちに試運転と簡単なお手入れを済ませておくことで、夏本番を快適に迎えることができます。
- コンセントや排水ホース、フィルターのチェック
- 冷房モードで10分程度の試運転
- 冷風、異音、ニオイ、水漏れの有無を確認
万が一不具合があっても、今の時期なら修理や買い替えの対応がスムーズです。
毎年の習慣として、5月中のエアコン点検をおすすめします。
コメント